ごっつブルキナファソ!

青年海外協力隊としてブルキナファソ(西アフリカ)で活動するごつおです。現地での生活や奮闘ぶりをありのままお伝えしていきます!

ナビテンガ村訪問

 

今日は、ナビテンガ村というところに行ってきました。

 

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ナビテンガ村はジニアレから車で15分ほど。ジニアレから一番近い村です。

この村は、前任者が活動していたところだったので、前任者の活動がどれだけ定着しているかを確認するために行きました。

(※前任者の活動→http://www.jica.go.jp/publication/j-world/1208/pdf/tokushu_02.pdf

 
確認したのは次の3つ。
 
①TIP TAP(簡易手洗いシステム)
まず、簡易手洗いシステムのTIP TAP。
足下の木の棒を踏むと、穴の空いたポリタンクから水が出てくるというもの。
前任者はこれを手洗いの意識付けとして使っていたようです。

 

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②水溜めの壷

次に、飲み水を保管する壷の衛生状態をチェック!きちんとふたをして、水を汲むコップと飲むためのコップの2つを置いています。素晴らしい!

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③絵を用いた衛生指導(SARAR PHAST手法)

住民自身が指導できる状態になっていました。

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この手法は、衛生啓発手法の一つで、住民たちに気づきを与えながら主体的に衛生改善に取り組んでもらうために作られたものです。

 

具体的に、下の写真で説明します。

6つ絵が並んでいますが、下の3つを順に説明すると、左から次のような絵が描かれています。

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 悪い例(左下):たらいに水を入れて運ぶ

 ふつう(中央下):タンクに水を入れて運ぶ(ふたなし)

 良い例(右下):タンクのふたを閉めて運ぶ

この絵を見て、住民たちが自分たちで話合います。

 「たらいだと虫が入りやすいよね」

 「タンクに入れるのはいいけど、ふたを閉めないとやっぱり虫が入ってくるよね」

 「こんなことでも病気を防げるの?」などなど。

このように、住民たちが自分たちで考え、新たな「気づき」を見つけることで意識の改善を行います。

 

この他にも、汚染の経緯を並べて、どうやったらその汚染源を断つことができるかという話し合いも絵を用いてやりました。

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例えば、

「外で排泄する→排泄物にハエがやってくる→そのハエが食べ物にとまる→その食べ物を人間が食べて感染症にかかる」という流れの中で、

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「食べ物にハエがとまる」→「ハエがとまらないように、食べ物に布をかぶせる」

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という改善策をみんなで共有するのです。

 

フランス語が完璧でない私にも分かりやすい内容なので、ましてや字が読めない人やフランス語の分からない人(=現地語しか話せない人)にも効果的な方法だと思いました。

また、絵を広げていると、続々と子どもたちが集まって来ました。分かりやすいので興味を持ってくれるようです。

 

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このように前任者の活動は、定着してきています。

さらに衛生状態が改善されていくように今後も見守っていきたいと思います。

 

さて、次は自分の番!地道にこの活動を広げて行けるように頑張ります!